がーさーの日記

楽しい楽しいやりくり

死に至る病

2019年が始まり早5日が経とうとしている。今日から研究室が始まる。

朝起きるとカーテンから差し込む、冬の気温と対照的な暖かそうな日光を発見した。なぜこんなに天気がいい日に研究室という絶望的に暗い閉鎖的、まるで牢獄のようなところへ向かわないといけないのかという疑問に駆られた。

年末年始、僕は実家には帰らずかといって誰とも遊ぶでもなく一人この中央林間にあるアパートの一室に閉じこもっていた。本を読んだりラジオを聞いたりと振り返ってみれば暗い生活を送っていた。

思えばこの2019年、12月31日から1月1日にかけての深夜こそ研究室の先輩と飲んでいたが、それ以降誰とも話していないことに気づいた。普通、声が出るか怪しくなるところだが僕は独り言が激しいのでそれについては何も心配がなかった。

しかし、おそらく人と話すのは億劫になっているだろうなということは思う。この冬休み、暗い生活の中で見つけたことは一人暮らしの楽しさであった。

本当に「暇」というのがここまで楽しかったのか、と気付かされた。何時に寝て何時に起きても何時に食っても何してようが本当に自由で楽しかった。

その楽しさを知ってしまった故にいつもと同じはずの研究室が今日は絶望の地へと豹変してしまった。ああ行きたくない。